その昔、日本人に肉を食べる習慣がなかったころにポルトガル人宣教師が肉食を紹介したことをきっかけに生まれたのが浦上そぼろです。以来、日本人好みの味付けでカトリックの家庭を中心に親しまれてきました。
そぼろとは、ポルトガル語で「余りもの」を意味する「ソブラード」から来ているとも、粗い千切りを意味する方言「粗ぼろ」から来ているとも言われています。
「ZIP!」でも紹介されました!>>>【ZIP!】日本全国朝ごはんジャーニーで紹介された長崎県の朝ごはん

材料(2~3人分)
- 豚肉(切り落とし) 100g
- こんにゃく(糸こんにゃくでも可) 100g
- ごぼう 50g
- にんじん 1/2本
- 醤油 大さじ1
- 酒 大さじ2
- 砂糖 大さじ1
- みりん 大さじ1
作り方
- こんにゃくは細切りにして熱湯で2~3分茹でる(私は突きこんにゃくを買ってしまいます)。
- ごぼうはささがきにして水にさらす(私はささがきにしてあるものを買ってしまいます…)。
- にんじんは千切りにする。
- 鍋に油を入れて豚肉を炒める。色が変わったらほかの具材を入れてにんじんがしんなりするまで炒める。
- 調味料を入れてさらに炒め、汁気がなくなったら完成。
調理のポイント
- 間違えてひき肉を入れないようにご注意ください。
- 「砂糖多くない?」と感じるかもしれませんが、長崎は江戸時代に出島から砂糖が入ってきた影響で砂糖多めの文化があります。
- 余りものはなんでも入れてOKです。もやし、揚げかまぼこ、しいたけあたりがおすすめです。
- 最後にごま油を加えるとまた違った風味が楽しめます。
コメント