九州北部の梅雨入り遅くない?【長崎は今日も晴れだった】

紫陽花

2019(令和元)年6月22日現在、九州北部はまだ梅雨入りしていません

洗濯物がよく乾くのは助かりますが、夏の水不足は心配ですよね。

今回は

  • そもそも梅雨ってなに?
  • 梅雨入り・明けの平年値ってどうやって計算しているの?
  • 今年の梅雨入りってどれくらい遅いの?

という疑問にお答えします!

そもそも梅雨とは?

梅雨は東アジアの広範囲にみられる特有の気象現象で、5月下旬から7月下旬にかけての曇りや雨の多い期間のことです。

梅雨には日本付近にある気団=空気のかたまりが関係しています。日本の北にある冷たい「オホーツク海気団」と、南にある温かくて湿った「小笠原気団」がぶつかることで梅雨前線ができ、それが雨を降らせるのです。

「梅雨」の語源については諸説あり、

  • の実が熟す頃に降る
  • もともと「(=カビ)」と書いていたが、語感が悪いので同じ読みの「梅」を当てた
  • (日降る)」が「梅雨」と書かれるようになった

などの説があります。

「ツユ」と読む理由もはっきりしておらず、

  • 露(つゆ)」からの連想
  • 梅の実が熟して潰れる=潰(つ)ゆことから
  • 食べ物がダメになる=費(つひ)ゆことから

などの説があります。

梅雨入り・梅雨明けの平年値は?

九州北部の梅雨入りの平年値は6月5日ごろ、梅雨明けは7月19日ごろです。

ちなみに現在使われている平年値は、2010(平成22)年までの過去30年間の平均となっています。

1951年の観測開始以来もっとも梅雨入りが遅かったのは1967年の6月22日。つまり今日梅雨入りしなければ、記録更新の可能性があるということです…!

ところで、梅雨入りのニュースで「気象庁は、○○地方が梅雨入りしたとみられると発表しました」という文言をきいたことがありませんか?

実はこのときに発表されるのは速報値。梅雨が終わったあとに前後の天気の移り変わりを見て再検討してから、統計値が確定します。なので、6月に梅雨入りを発表した日と、統計値として気象庁のホームページに掲載されている日が異なっているというのはよくあることなのです。

今年の梅雨入りは観測史上もっとも遅くなる?

今のところ6月26日(水)以降雨が続く予報となっており、ここで梅雨入り宣言があるのではないかと考えられています。

または「梅雨入りを特定しない」という可能性もあります。過去においては、1993年の梅雨明けが特定されないという例がありました。

今のところ県内の水道用ダムの貯水率は平均70%程度となっていますが、このまま雨が少なければ水不足になる恐れもあります。昨年は特別警報が出るほどの大雨が降ったのに、自然とはままならないものですね。

水は限りある資源です。大切に使いましょう!

参考:気象庁|過去の梅雨入りと梅雨明け(九州北部)

気象庁 | 過去の梅雨入りと梅雨明け(九州北部)
気象庁が提供するページです

【6/26追記】無事に(?)梅雨入り宣言

6月26日、気象台は長崎県を含む九州北部が梅雨入りしたとみられると発表しました。

観測史上最も遅い梅雨入りとなりましたが、梅雨明けは平年並みと予想されています。

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