長崎県で手足口病が流行!症状は?予防法は?

西日本で手足口病が流行しています。長崎県も例外ではなく、令和元年6月10日(月)から16日(日)にかけての患者数は264人が報告されています。これは前の週より32人増加しており、平年値(過去10年の平均)の2倍以上の数値です。

今回は

  • 手足口病ってどんな病気?
  • 大人もかかるの?
  • 予防できるの?

といったことを解説します。

手足口病はどんな病気?

手足口病は5月頃から患者があらわれはじめ、7月頃に流行のピークを迎えるウイルス性の感染症です。乳幼児に発症しやすく、「ヘルパンギーナ」「咽頭結膜熱(プール熱)」とあわせて「子どもの三大夏風邪」と呼ばれます。

手足口病を引き起こすウイルスには「コクサッキーウイルス」と「エンテロウイルス」があり、さらに複数の型があります。複数の種類があるということは、何度もかかる可能性があるということ。「子どものころにかかった」というお父さんお母さんにもうつる可能性があるのです。

手足口病の症状は?

潜伏期間は3~5日です。最初に口の中に口内炎のような白いポツポツができ、その後手や足、おしりなどに水ぶくれができます。口の中の発疹には痛みがある一方で、手や足にできる発疹にはかゆみや痛みがない場合が多くなっています。

口内炎が痛くて食事を嫌がることもありますので、口当たりのよいものを食べさせてみましょう。脱水症状にも注意が必要です。

熱が出るのは患者の1/3程度で、熱が出る場合もあまり高くなりません。逆に、熱が出たので病院に連れて行くと、そこで手足の発疹を指摘されるケースもあります。

現在のところ手足口病の特効薬はなく、薬で口内炎やかゆみといった症状を抑えながら治癒を待つことになります。ほとんどの場合は数日~1週間で治ります。爪が剥がれることもありますが、じきにきれいになります。

ほとんどのケースで重症化することはありませんが、稀に髄膜炎や脳炎を起こすことがあります。頭痛や高熱、嘔吐といった症状が続いていないか、保護者はよく注意しておく必要があります。

手足口病の予防法は?

手足口病の感染経路は、

  • 飛沫感染(感染者のくしゃみや咳に混じったウイルスを吸い込む)
  • 接触感染(物理的な接触によるもの。ウイルスのついた手で目をこするなど)
  • 糞便感染(感染者の排泄物に含まれていたウイルスが口に入る)

があります。

飛沫感染の予防には、感染者にマスクをしてもらったり咳エチケットを徹底してもらったりすることが考えられます。

接触感染や糞便感染の予防には手洗いが効果的です。しかし、手を洗ったあとにウイルスのついたタオルで手を拭いたら意味がありません。感染者と同じタオルを使わないようにしましょう。一時的に使い捨てのペーパータオルを導入してもいいですね。

手足口病になったら保育園や幼稚園は何日休む?

手足口病を発症しても出席停止にはなりません

一般的には、症状がおさまって普段通りの生活ができるようになったら登園して大丈夫です。しかし、園での流行を防ぐために決まりを作っている場合がありますので、通っている園に相談しましょう。

ただし、回復後2~4週間程度はウイルスが便と一緒に排出されますので、引き続き手洗いを心がけましょう。

まとめ:手足口病は怖くない!

手足口病は薬を飲まなくても数日で回復しますし、重症化することも少ない病気です。

頭痛や発熱、嘔吐といった髄膜炎や脳炎の症状を見逃さなければ決して怖い病気ではありません。

ただし、大人が感染すると症状が重くなる傾向があります。おむつ替えのあとは特に、よく手を洗いましょう。

また、大人が手足口病に感染するのは抵抗力が弱まっているときなので、睡眠をきちんととったり暴飲暴食を避けたりすることも大切です。

参考:長崎県感染症情報センター

感染症情報センター | 長崎県

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